2020/05/31 2020/06/08

暮らしに活かせるインテリアコーディネーターとは?関連資格を紹介!

暮らしに活かせるインテリアコーディネーターとは?関連資格を紹介!

インテリアコーディネーターは、インテリアに興味がある方、家具を揃えて模様替えをすることが好きな方、インテリア関係の職業に就いている方におすすめの資格です。

資格を取得すれば、暮らしに関わるインテリアの知識や、室内のコーディネートに対してアドバイスができるため、仕事や日常生活では以下の点で役立ちます。

  • 家具のレイアウトや部屋のデザインを想像した通りの空間に演出できる
  • インテリア関係の業界に就職や転職がしやすくなる
  • 友人や家族にも、インテリアのコーディネートに関するアドバイスができる
  • 新しい知識や技術が身に付くため、他の資格に対する勉強にも繋がり、スキルアップになる

インテリアコーディネーターの資格は仕事の面でも役立ち、日常生活の面では、趣味やプライベートなどに資格で得た知識を活かせるため、さまざまな場所で応用が可能です。

この記事では、インテリアコーディネーターの関連資格や詳細について掘り下げていきましょう。

インテリアコーディネーターとは?

インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が運営と認定をしている民間資格で、室内の装飾やデザインなど、すべての住空間に対してアドバイスをする仕事です。顧客の持っているイメージを実際に形で表現する役割をインテリアコーディネーターが担います。

コーディネートは、家具に限らず、照明、床、壁、カーテンなど幅広い範囲が対象です。また、空間を活かした家具の配置にもアドバイスをします。

他にも、和室や洋室、カーペットや床、壁紙の色、素材などを扱い、これらをどう活用するかで部屋の雰囲気が変わるため、コーディネーターが顧客の要望や予算に合わせたコーディネートプランを考えるのです。

例えば、シンプルな部屋、南国風の部屋、仕事に向きの集中できる部屋づくりなど、顧客の要望を聞き取り、具体的に実現していきます。対象になる建物は、オフィス関係、店舗、公共・商業施設などがあてはまるでしょう。

顧客の要望を上手にくみ取るためには、インテリアに関する深く広い知識が求められます。

仕事の際は、顧客と直接話し合うことが中心のため、コーディネーターとしてのコミュニケーション能力、色彩や空間を上手に扱うセンスや知識、営業力などが問われる仕事でしょう。

知識がない人では、住空間を利用する人たちに合わせた効果的なインテリアの配置、色彩やデザインを上手く扱えないことがあります。そのため、インテリアコーディネーターは、専門家として、顧客の代わりにイメージ通りの空間を作るために手助けをすることが仕事です。

おすすめの関連資格や仕事で役立つスキルとは?

顧客の要望をコーディネーターが引き出して、住空間に対するアドバイスをするには、さまざまな知識を知っておく必要があるため、他の関連資格と併用して勉強をすると良いでしょう。

就職や転職をする際、関連資格を持っておくと、他の応募者との差別化を図れます。また、インテリアコーディネーターは、インテリアだけでなく、建築に関する基本的な知識も必要です。

以下では、取得しておくと便利な関連資格について見ていきましょう。

カラーコーディネーター

色彩に関わる資格の一つで、インテリアやアパレル業界などで活躍ができて、配色に関するアドバイスが仕事内容です。色の組み合わせや色調、カラーバランスには、人間の視覚を惹きつける一定の法則があるため、専門知識を学ぶことで日常生活から仕事や趣味の場まで、幅広い場面で色彩の知識を活かせます。

試験は1~3級まであり、年齢や学歴、性別などの受験制限がなく、東京商工会議所が年に2回試験を実施している民間資格です。

インテリアコーディネーター資格と一緒に取得すれば、インテリアや観葉植物などがより効果的に見える室内の配色でコーディネートができるでしょう。

建築CAD(キャド)検定

CAD(キャド)とは、建築などの設計図を人間の手描きでなく、コンピューターによって製図ができるツールの名称です。建築CAD検定は、建築関係などで活かせる資格で、試験は建築に関するCAD製作をする実技試験が行われます。

準1~4級に分けられており、一般財団法人全国建築CAD連盟が試験を行っている民間資格です。一般受験は、年に2回あります。

無資格の場合でも、実務経験でCADスキルを持っている場合、インテリアコーディネーターとして就職する際や、資格の実技試験では製図スキルが役立つでしょう。

福祉住環境コーディネーター

バリアフリーの提案など、障がいのある方や高齢者が自宅での過ごしやすい環境を目指すために、アドバイスをする仕事です。資格を活かせる職業として、医療・建築・住宅関連などがあてはまります。

年齢や学歴、性別、国籍で受験制限はありません。試験は1~3級まであり、東京商工会議所が行っている民間資格です。

福祉住環境コーディネーター資格で得た知識と、インテリアコーディネーター資格の知識を活かせば、例えば、高齢者のいる自宅で、転倒や事故を防止する安全かつ最適な家具の配置をアドバイスできるでしょう。

建築士

建築士は、建物全般の設計や工事監理をする仕事内容です。仕事に活かす際は、資格必須の職業で、建築に関わる資格の中では難易度が高く、専門性が高い内容のため、実務での経験が重視されます。

試験は一級建築士、二級建築士、木造建築士の3つがあり、公益財団法人建築技術教育普及センターが試験を実施している国家資格です。

自宅や施設の建築を理解することは、空間やインテリアのコーディネートの際にも役立つ重要な知識と言えるでしょう。

試験の合格率は25.1%!

公益社団法人インテリア産業協会の発表によると、2019年に行われたインテリアコーディネーター資格取得者の合格率は25.1%の結果でした。

試験ごとに見た場合、一次試験の合格率は34.7%、二次試験の合格率は57.6%です。二次試験での合格率が高い理由は、一次試験免除者が受験していることがあげられるでしょう。

また、2017年の資格取得者の合格者は22.5%、2018年の資格取得者の合格者は23.8%でした。3年分のデータを見ると、合格率は毎回20%台の結果です。

インテリアコーディネーターの資格試験について

以下では、受験資格、日程、場所、費用、試験内容を記載しています。試験までの計画スケジュールを立てるためにも、事前に流れを掴んでおきましょう。

受験資格

インテリアコーディネーターの資格試験は、職業経験や年数、年齢、学歴、性別にかかわらず、誰でも受験ができます。二次試験の受験資格は、一次試験に合格しないと受験ができず、一次試験を受験・合格して、3年以内までが免除の適応期間です。

試験日程

インテリアコーディネーターの試験は、一次試験と二次試験は別の日に実施されています。年に1回あり、一次試験は10月前半、二次試験は12月前半です。日程に関しては変更になる場合があるため、運営元に確認してみてください。

試験場所

試験は全国の12都道府県で行われています。それぞれ北海道、岩手県、宮城県、群馬県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県が対象です。

費用

インテリアコーディネーターの資格試験にかかる費用を表へまとめました。

申込み内容受験にかかる費用
一次・二次試験の両方14,850円
一次試験または二次試験のみ11,550円

※費用は税込み表記

一次・二次試験の両方を申し込んだ際は、一次試験が不合格の場合、費用の返金はできない決まりです。

また、受験資格の項目でも話したように、二次試験だけを受験する場合は、一次試験にまず合格していることを前提に、一次試験から3年以内の受験に限るという条件が設けられています。

試験内容

試験は、一次試験では学科試験でマークシートの択一式。二次試験では、論述とプレゼンテーションの記述式で行われます。学科試験では、インテリアコーディネーターに必要な知識が求められて、二次試験では実務で必要になる製図問題が出題される流れです。

採点に関する情報は、インテリア産業協会から公開されておらず、公式ホームページには審査基準のみが掲載されています。ただ、全問正解しなければいけない必要はありません。

ユーキャンの通信講座サイトの報告によると、1次試験に関しては、合格基準は総合得点のうち約70〜75%が正解だと合格できる仕組みです。

資格を活かす業界や就職先は?

資格を仕事に活かせる職場には、主にインテリア業界があります。他にも、百貨店、建築関係の業者や事務所、住宅メーカーなど、建築やインテリアに関連のある業界や企業がおすすめです。

インテリアコーディネーターの資格で得た知識や技術は、正社員だけでなく、アルバイトやパート勤務の場合でも、自身のスキルアップに繋がります。

就職活動では、前職が営業や接客販売の場合、資格を取得すれば、持ち前のスキルを活かしながらインテリア業界へ転職する際のアピール材料にできるでしょう。

とはいっても、インテリアコーディネーターの資格は必須ではありません。無資格や未経験でも、求人は募集しているのです。センスや技術があれば、フリーランスで活躍する方もいます。

顧客の要望に応えてコーディネートをすることは、企業の業績や売り上げにも影響してくるでしょう。そのため、効率の良いインテリアの配置や、空間で長く過ごせるデザインの工夫などが、住環境を居心地良くするためには大切です。

例えば、顧客が主婦なら、台所のスペースを使いやすい配置にすることや、休日に夫婦が過ごしやすいリビングの空間にすることなど、誰が住居に暮らすか、建物訪れるかを想定したコーディネートが必要で、顧客が住空間に求めるイメージは千差万別です。

このように、インテリアコーディネーターが活躍できる場所や場面は幅広くあります。顧客の要望に耳を傾けながら、建物や住居など、人が存在する場所がある限り、依頼を受ければその場所を仕事現場にできるでしょう。

インテリアコーディネーターは独学で取得可能?勉強方法は?

勉強方法には、一人でテキストを使いながら行う独学があります。独学以外なら、大学や専門学校などに通い年単位でしっかりと学ぶ方法や、夜間学校やスクール、予備校、通信講座などを利用する方法があります。

勉強方法のおすすめは通信講座で、主婦や社会人でも時間の融通が利くからです。また、二次試験では製図の技術が求められるため、初心者の場合は通信講座などを使い、分からない点を質問しながら解決していくやり方が効率の良い勉強に繋がるでしょう。

インテリアコーディネーター資格の独学におすすめのテキスト3選!

以下では、独学でインテリアコーディネーター試験の勉強をする方におすすめのテキストを3冊載せています。テキストを選ぶときの参考にしてみてください。

『インテリアコーディネーター1次試験 一問一答徹底研究 第5版 (徹底研究シリーズ)』

著・編集:HIPS合格対策プロジェクト

初心者に配慮された問題集で、過去の試験出題問題の傾向を掴み、一次試験に対応した内容合計500問を収録した一冊。各項目のポイント解説を始め、大枠を押さえて効率よく勉強ができます。

『インテリアコーディネーター1次試験 過去問題徹底研究2020 上巻 (徹底研究シリーズ)』

著・編集:HIPS合格対策プロジェクト

一次試験に出題した最新過去問題5年分を掲載。1ページに1問の構成が分野ごとにまとめられており、見やすく分かりやすい内容です。問題の答えや間違えやすいポイントを解説しています。実力テストや色彩分野カラー資料が付きで、他には音声講義がダウンロード可能です。

『インテリアコーディネーター2次試験 過去問題徹底研究2020 (徹底研究シリーズ)』

著・編集:HIPS合格対策プロジェクト

二次試験に対応しており、プレゼンテーションや論文の過去問題を10年分収録した内容した一冊。解説では、採点に関わる大切なポイントが掲載。試験問題の出題傾向を知れて、試験本番を想定した対策ができます。

ユーキャンの講座でインテリアコーディネーター資格を取ろう!

ユーキャンの通信講座では30年以上、インテリアコーディネーター講座を開いているため、信用と安心の元勉強を始められます。講座は、約8ヶ月の勉強期間を設けて、毎日約一時間の勉強を目安に始められる仕組みです。

添削が10回あるため、分からない点や苦手な分野を放置せずに勉強できます。

初心者にも分かりやすいテキストが3冊付いてきて、それぞれ試験に対応した内容が充実。イラストや図の解説も多く、専門用語や内容の解説付きで、過去問題を始め、例年新しい試験を反映した内容で、試験対策が行えるでしょう。

費用

ユーキャンのインテリアコーディネーター講座にかかる費用を表にまとめました。

支払い方法講座費用
一括払い59,000円
分割払い3,980円×15回 (15ヵ月)

総計:59,700円

※費用は税込み表記。送料はユーキャン側が負担

一括払いの方が700円、費用が安くなります。分割払いは、一括払いで対応が難しい場合に検討できるため、ご自身の状況に合わせて申し込みましょう。

教材

教材は、基本的なテキスト以外にも充実したラインナップになっています。

講義動画による解説付き:二次試験の製図問題に対応した動画がスマホとパソコンの両方から見られます。試験では、実際に紙に定規や鉛筆などを使い、図面を作成するため、自主勉強だけでは分かりにくい内容をカバーできるでしょう。

写真集や問題集:家具や部屋に飾る観葉植物、素材の違いなど、カラー写真で確かめられる写真集が付いてきます。また、項目ごとに分けられた基礎力強化・解答力養成・格試験問題集などがセットで付いてくるため、試験対策をしっかり行えるでしょう。

ユーキャンの講座を利用した方の声

ユーキャンの通信講座では、添削で苦手なポイントなどを解説してくれるサポートや、不明点が質問できるサービスが受けられるため、勉強で分からないところがすぐに解決できます。

仕事や日常生活で活かせるインテリアコーディネーター資格を取得しよう!

インテリアコーディネーター資格の詳細について、おすすめの通信講座や独学に利用できるテキスト、関連資格などの詳細を見てきました。

仕事では、インテリア関係に転職や就職する際のアピール材料になり、関連資格を取得することで、更に資格の知識と合わせたコーディネートに繋がるでしょう。

仕事以外の日常生活で活かせる資格でもあります。社会人だけでなく、主婦の方や学生の方も知識の幅を広げるために、資格取得を目指してみてください。

執筆者
きのこ
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元編集者。今は在宅webライターです。 趣味はアニメ鑑賞、街歩き。食べ物は寿司が好きで、ネタはウニとエンガワが大好き。犬のモフモフが癒やしです。 自己投資は健康第一でいろんな健康食品を実践しており、特に青汁と乳酸菌にはまっています。 運動不足にならないためにも散歩はかかしません。

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