2020/05/15 2020/05/06

芸能人も続々受験!日本化粧品検定ってどんな仕事に活かせる資格?

いつも使っている化粧品、正しく選べていますか?コスメの謳い文句に惑わされず、自分に合った化粧品を選ぶには正しい知識が必要です。芸能人にも受験者が多い「日本化粧品検定」は、肌のことや化粧品の成分を「読む」ことができるようになる資格です。具体的な内容や勉強方法についてまとめたので、キレイになりたい人は最後まで読んでみてくださいね。

日本化粧品検定とは?

まずは日本化粧品検定について知りましょう。どのような資格なのか知ることが、受験への第一歩です。

日本化粧品検定の歴史

日本化粧品検定は、2013年に第1回の検定試験が行われました。2011年に日本化粧品検定協会が発足。もともとは代表理事の小西さやか氏が個人で始めたコラムから需要が増え、化粧品について成分や役割を深く学びたい人に向けて文部科学省も後援する検定試験にまでなりました。

受験者は増加傾向にあり、モデルのアンミカさんタレントの小原正子さんなど、芸能界にも受験する人がいることで話題を集めています。2019年には受験者数がのべ57万人を突破。美資格として人気の高い検定です。

受験者の年齢層は10代から60代以上までと幅広く、90%は女性です。最近ではコスメ業界でも男性の活躍が増えているため、男性受験者も増えています。

日本化粧品検定の内容

日本化粧品検定の試験は、3級から1級までの3段階があり、1級に合格すると「コンシェルジュ」認定への道が拓けます。1度取得した資格は、生涯有効です。

3級はWeb上でいつでもすぐに無料で受験できます。目的は「コスメの常識を知りキレイになる」ことで、正しい化粧品の知識を手に入れ実践することです。Web受験で合格すると、合格証書もWeb上で発行されます。3級受験はこちらから。

2級からは試験会場での受験となります。目的は「美容を語れる人になる」ことで、基本的な美容皮膚科学から、肌悩み別の化粧品選び、メイク方法、生活習慣など総合的に学びます。2級の実施要項はこちら

1級はさらにコスメ上級者となる専門的な知識が必要になってきます。目的は「コスメを読めるプロになる」こと。化粧品の成分や働き、歴史や法律まで幅広い範囲から出題されます。2級との併願も可能です。1級の実施要項や試験範囲はこちらから確認してください。

化粧品のプロフェッショナルとして仕事に活かすのであれば、1級合格者だけが取得できるコスメコンシェルジュ研修へ進むことができます。さらにはコスメコンシェルジュインストラクターへの道も用意されています。

日本化粧品検定の出題範囲

それぞれのレベルで出題範囲が設定されています。

3級は化粧品や美容の基礎知識を正しく理解することが目的です。クレンジングや洗顔、肌悩みの対処法など、日頃のスキンケアについて出題されます。

2級は3級に加え「皮膚の構造やしくみ、機能」「スキンケアの正しい知識」「生活習慣美容」などが出題範囲になります。肌悩みやトラブルに応じた化粧品選びができること、美的生活習慣に活かせることで自分がキレイになりたい人向けです。

1級は、2級3級の内容に「化粧品の歴史」「化粧品の原料や成分について」「化粧品の法律や規則」といった内容が入ってきます。かなり出題範囲が広くなりますので、しっかりテキストを読み込み、問題集で勉強することが大切です。

出題範囲の詳細は、公式サイトで確認してください。

日本化粧品検定の日程

1級・2級の試験は年に2回、5月と11月に行われています。全国主要都市で開催されるので、最寄りの試験会場での受験に申し込んでください。

試験実施エリアは開催ごとに異なるエリアで行われることがあるので、受験申込みの前に公式サイトで確認しましょう。

試験は1日で行われます。1級は60分、2級は50分で同日に行われるので、両方を受験しても1日で終了します。

日本化粧品検定の受験料

気になる受験の費用ですが、

  • 1級……13,200円(税込)
  • 2級……6,600円(税込)
  • 3級……無料(Web受験)

となっています。

支払い方法は、銀行振込かクレジットカードで申込時に決済します。支払い方法によって受験申込みの締め切り日が違うので、注意が必要です。

日本化粧品検定の合格率は?

受験料を支払って受ける検定なので、合格率は気になりますよね?級別に合格率を調べましたので、勉強の参考にしてください。

日本化粧品検定3級の合格率

前述した通り3級はWeb受験です。無料でいつでも受験できるので、正式な合格率は出ていませんが、日頃から美容に関心がある人にとっては難しい問題ではありません。

全20問中80%(16問)以上の正解で合格できます。制限時間も20分と気軽に受験できるので、1級・2級のどちらを受けるかの目安に受験してみることをおすすめします。

日本化粧品検定2級の合格率

公式の発表では2級合格率は71%です。開催される度に多少の増減はあるものの、7割近くの人が合格するので難易度は中程度でしょう。

公式に販売されているテキストや問題集があるので、内容を一通り理解していれば合格できますよ!丸暗記するのではなく、肌の基礎知識、化粧品の役割をかみ砕いて学ぶことが大切です。

日本化粧品検定1級の合格率

1級の合格率は72%と、2級より高い合格率になっています。不思議に感じますが、1級の出題範囲には2級の範囲も含まれることが一因と考えられます。

つまり、2級の勉強をした人にとって1級の出題範囲を理解するのは難しくないということでしょう。出題は1級2級とも4択式のマークシート。万が一わからない問題があっても、答えは必ず埋めましょう。

テキストをすみずみまで勉強していれば難易度は高くありません。しかしながらテキストからそのまま出題される訳ではないので、引っかけ問題に注意してよく問題を読むことが合格のコツです。

日本化粧品検定の勉強方法は?

「日本化粧品検定を受検したい!」でも、「どのような勉強をしたらいいのかわからない」という方に、おすすめの勉強方法を紹介します。

日本化粧品検定対策テキスト

日本化粧品検定協会から公式テキストとして「2級・3級対策テキスト」と「1級対策テキスト」の2種類が発売されています。それぞれにA4拡大版(内容は同じ)もあり、見やすく書き込みなどもしやすくなっています。

以前は「コスメの教科書」として1級・2級対策用のテキストが発売されていましたが、2020年現在ではこの2冊が公式テキストです。

まずは受験するレベルに合わせてテキストを熟読しましょう。大切なポイントはノートにまとめながら勉強すると効率よく頭に入ってきます。すみずみまで目を通して、一通り理解できたら問題集にチャレンジしましょう。

日本化粧品検定1級・2級対策問題集

1級・2級を受験する人向けに、実際の検定と同様の4択問題集となっています。テキストで勉強していても、問題を解くことに慣れていなければ試験本番でとまどうことも。

どのような形式で、どのような問題が出されるのか練習しておくことで試験対策になります。

解答には解説もついており、間違った問題を振り返るだけでなく、問題に対する理解を深めることもできます。繰り返し問題を解き、解説までしっかり読んでおきましょう。

ただし、試験ではそのまま出題される訳ではないため、問題と答えの丸暗記はおすすめしません。正しい知識をきちんと理解して覚えておくことが大切ですよ!

テキスト・問題集はどこで買う?

公式テキスト、問題集ともに、日本化粧品検定協会の公式サイトから購入できます。確実に最新版が買えるのでおすすめです。送料は一律360円(税込)がかかります。

Amazonでも同じ値段で販売されています。公式サイトでは送料がかかるため、Amazonプライム会員であれば送料無料となりお得に購入できます。Amazonのリンクは以下の通りです。ただし、Amazonには問題集の販売は見当たりません。

楽天ブックスでも販売されていますが、金額がまちまちです。クレジットカードのポイントや送料などを考慮し、公式サイトやAmazonでの購入と比較してみましょう。

中古で十分という人も、価格的にあまり下がってはいません。化粧品業界の情報は上書きされますので、最新版で勉強することをおすすめします。

中身を確認してから購入したい方は、書店で選ぶとよいでしょう。

日本化粧品検定認定スクールで学ぶ

テキストや問題集での独学に不安がある人は、認定スクールで学ぶこともできます。認定スクールとは、日本化粧品検定協会の条件をクリアしたものです。

全国各エリアに認定校があり、講座やコースなどが選択できるようになっています。インストラクターの元で学ぶことで、目標が定めやすく仲間ができるというメリットも。

一人で勉強することが苦手、座学でもっと深く学びたいという人には認定スクールがおすすめです。認定スクールはこちらから確認してください。

日本化粧品検定は履歴書に書ける資格?

美容関係の仕事をしている人や、美容業界を目指している人は、少しでも就職に有利な資格を取りたいでしょう。日本化粧品検定は、履歴書に書けるのか?またどの程度有効な資格なのかについて調べました。

日本化粧品検定は履歴書に書けます

当然ながら、日本化粧品検定の資格は履歴書に書くことができます。3級の場合はあまり有利とは言えませんが、1級であれば美容業界でも認められる知識となります。

現在、日本には化粧品の知識に対する国家試験はありません。日本化粧品検定も民間の資格ではありますが、国家試験が存在しないので一定の知識を持っているという指標にはなります。

また、履歴書の資格欄に書いておくことで面接時の話題にもなり、美容に対する勉強の姿勢を見せることができるでしょう。

履歴書への書き方

日本化粧品検定に合格したら、履歴書の資格欄に記入しましょう。日本化粧品検定の場合は、試験が5月と11月にありますが、合格通知は約1ヶ月後に来ます。履歴書には合格証書に書かれた年月を書きます。年月が必要なので、合格認定書は大切に保管しておいてください。

「免許・資格」の欄には「日本化粧品検定○級 合格」と書きます。1級に合格している場合は、2級・3級に合格していても、1級のみ書けばOK。その時点で最上位の級を書きましょう。

日本化粧品検定はどんな仕事に活かせるの?

せっかく受験するなら資格を活かしたいですよね!実際に日本化粧品検定の合格者はどのような仕事をしているのでしょうか?

日本化粧品検定合格者の仕事

日本化粧品検定の合格者が、実際に就いている職業を見てみましょう。

  • 化粧品販売員(百貨店)
  • 美容ライター
  • 化粧品会社社員
  • 化粧品ブランドの立ち上げ(起業)
  • コスメ講師
  • 美容インストラクター など

上記のように、資格取得者には美容業界で幅広く活躍している人が多くいます。2級までは自分の知識を深めるためが主な目的ですが、1級・コンシェルジュを取得すると、プロとして美容業界の各方面で活動することを後押ししてくれます。

資格があることで信頼度が増し、説得力のある仕事ができるようになるのですね。名刺にもロゴを印刷することが可能。資格を持っていることをアピールできます。

コスメコンシェルジュとの違い

日本化粧品検定1級合格と、協会会員に入会することが条件のコスメコンシェルジュ。資格申請をして、認定プログラムを受講するとコスメコンシェルジュ資格認定の他にバッジがもらえます。

入会金10,000円、年会費10,000円と費用もかかりますが、協会が主催するイベントやセミナーにも参加できるなど、さまざまな特典があり美容業界で活動するのに大変有利です。

最新の美容に関する知識を学び続けることができるので、仕事に活かしたい人はコスメコンシェルジュまで取得するといいですね!

日本化粧品検定で正しい知識を

日本化粧品検定は、美容のプロを目指す人だけでなく、化粧品や美容をもっと深く知り、正しくケアできることを目指した検定です。検定に向けて勉強することで、コスメの広告や謳い文句に惑わされず化粧品を「読む」ことができるようになりましょう。

正しい知識を得て自分に合う化粧品を選ぶことができ、さらに上級ではプロとしてお客様にアドバイスできるようにもなります。「キレイになりたい」という人から、美容のプロフェッショナルを目指す人まで、幅広く受験されている日本化粧品検定。

一生使える知識を、日本化粧品検定で身につけてみませんか?

執筆者
辻寿子(Chaco)
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・日本化粧品検定1級 ・サプリメントアドバイザー資格取得 広告代理店で営業職を経てフリーライターとして独立。Webを中心にスキンケア、コスメ、ヘアケア、ダイエット、健康食品などについて多数執筆しており、正しい知識を読者と共有したいと考えています。 自身もモデルや映画出演経験があり、現在はプロ歌手としての顔も持つシングルマザー。双子の母であり、育児のかたわらスペイン語習得中。夢は小説家になること。

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