2020/07/12 2020/07/23

アロマテラピーの資格を取ったら何に活かせる?おすすめ資格4選

香りが大好きでもっと知りたい、もっと学びたいと思っている人も多いでしょう。でも学び方がわからないという人は、アロマテラピーの資格取得を目指すことをおすすめします。アロマテラピーの資格にはどのような種類があるのか、また取得後はどのようなことに活かせるのかを紹介していきます。自分が学びたいレベルに合わせて、資格取得を目指してくださいね!

アロマテラピーの資格とは?

アロマの香りが好きで、自宅でアロマオイルなどを楽しんでいる人もいますよね。実はアロマテラピーには様々な資格があります。そもそもアロマテラピーとは何か、どのような資格なのかを解説します。

アロマテラピーとは植物の香りを役立てること

アロマテラピーは、植物から抽出した精油を使って行う自然療法のことです。香りによるリラクゼーションや美容、健康の維持を目的とし、心身のケアに役立てています。

アロマテラピーが誕生したのは、1930年頃のフランス。調香師で香りの研究をしていた「ルネ=モーリス・ガットフォセ」がやけどの治療にラベンダー精油を使ったことからはじまりました。

アロマの本場はイギリスですが、アロマテラピーが生まれたのはフランスだったのですね。

古代から人間は植物の力を治療に使ってきたことから世界中に広まり、現在では多くの医療や美容の現場で利用され、それぞれの家庭でも楽しむようになっています。

アロマテラピー資格は幅広い

アロマテラピーの資格は幅広い段階が設定されています。自分自身で楽しむために勉強するものから、プロとしてアドバイスや施術ができるようになるまであり、どこを目指すか明確にする必要があります。

資格によっては段階的に取得しなければならないので、費用も時間もかかります。資格を主催する団体もいくつかありますので、後ほど詳しく解説していきます。

アロマテラピー資格が活かせる職業

アロマテラピーの資格にもよりますが、資格を取得すると活かせる職業はたくさんあります。まずはアロマオイルを販売するショップなど、アロマに関係する仕事に活かすことができます。

エステサロンやマッサージ、整体などのボディメンテナンスを目的とした場所でも、積極的にアロマが利用されています。資格があれば有利になるでしょう。

また、看護や介護の現場でもアロマの効果を取り入れており、予防医学という視点からも注目されています。

今後も様々な場面で活躍できる可能性が高い資格ですね!

アロマテラピーとアロマセラピーの違い

「テ」と「セ」の違いだけですが、何か違いがあるのでしょうか?

そもそも「アロマテラピー」はフランスの「ルネ=モーリス・ガットフォセ」によって作られた造語です。芳香という意味の「アロマ」と療法という意味の「テラピー」を組み合わせて作られました。

一方、アロマセラピーは何かというと、フランス語の造語である「Aromatherapy」の英語読みではないかと言われています。つまり、アロマテラピーもアロマセラピーも意味に違いはないということですね。

日本では「セラピー」という言葉が知られており馴染みがあったのですが、資格を主催する主な団体では「アロマテラピー」と呼んでいます。

アロマテラピー資格 4団体を徹底比較!

アロマテラピーには多くの種類の資格があるので、まずはどのような資格があるのか紹介します。主な4団体を比較して、自分が目標とする資格を見極めましょう。

日本アロマ環境協会(AEAJ)

日本アロマ環境協会は、日本で唯一内閣府に公益認定を受けている団体です。アロマ業界での信頼度も高く、知名度もあります。

AEAJで取得できるアロマテラピーの資格は多く、検定からプロになるものまで幅広くあります。まずは力試しで受けてみたいなら、検定2級からはじめてみるといいでしょう。

段階を経ると、検定1級合格やアドバイザーであることが、次段階への条件となってくるため、徐々にランクアップしていくことも可能。最初は自分でアロマを楽しむために検定を受けたけど、どんどん興味がわいて仕事にしたい!という人でもAEAJだけで完結できます。

資格名難易度受験方法受験料備考
アロマテラピー

検定2級、1級

★☆☆☆☆試験(マークシート)6,480円1級2級併願は12,960円
アロマテラピー

アドバイザー

★☆☆☆☆1級合格AEAJ入会と認定講習会の受講5,140円テキスト代540円

資格登録認定料10,260円

アロマテラピー

インストラクター

★★★☆☆アドバイザー資格取得後必須履修科目修了、試験合格5,140円別途通学費用約150,000円

資格登録認定料10,260円

アロマセラピスト★★★★☆アドバイザー資格取得後必須履修科目修了、学科試験・実技試験に合格、カルテ演習を修了5,140円必須履修科目の受講費用に約400,000円

資格登録認定料10,260円

※費用は税込の金額

それぞれの資格は、このような人におすすめです。

  • アロマテラピー検定→自分や家族、友人の範囲でアロマを楽しみたい人
  • アロマテラピーアドバイザー→アロマ関連商品の販売員など
  • アロマテラピーインストラクター→アロマの専門家として指導ができる。講師や教育活動
  • アロマセラピスト→一般の人にトリートメントなどの提供、実践ができる

この他にも、以下のような資格があります。

  • 環境カオリスタ検定…植物と香りについて学び、エコアクションを実践するための検定
  • アロマハンドセラピスト…アロマハンドトリートメントを提供できる
  • アロマブレンドデザイナー…精油をブレンドし香りの創作ができるスキルを認定

まったくの初心者からプロまで、段階的に成長できるようになっているので、将来的にプロを目指したい人でも安心して受験できますね。

日本アロマコーディネーター協会(JAA)

日本アロマコーディネーター協会はアロマ業界での認知度も高く、多くの検定や資格認定試験を実施しています。

JAAで資格取得するには、認定試験に合格後、会員登録をします。それぞれの資格によって、協会からサポートが受けることができます。

ここでは特にアロマテラピー資格について紹介します。

資格名難易度受験方法受験料備考
アロマコーディネーター★★★☆☆指定スクールのカリキュラム修了後、認定試験合格10,800円カリキュラム受講料

約150,000円

登録料32,400円

年会費12,960円

インストラクター★★★★☆コーディネーター資格取得、指定講習受講、認定試験合格21,600円講習会参加費6,500円

※費用は税込の金額

アロマコーディネーターは基礎知識があり、アロマを安全に生活に活かすことができる資格です。JAAの資格では最もベーシックかつすべてに通じるもの。受験の前に、協会が指定する通信講座か通学講座かで学習する必要があり、受講料は約15万円と高額です。

さらにその上のインストラクターは、講師やアロマセラピーの啓蒙活動ができる資格です。JAA認定のインストラクターとして活躍することができ、様々なサポートを受けることができます。

紹介した資格はいずれもプロを目指す人向けなので、ハードルが高いなと感じるのであれば、以下の検定などから挑戦してみましょう。

  • ジャパニーズアロマ検定
  • アーユルヴェーディック・アロマセラピー検定
  • スキンケア検定
  • ハンドトリートメント検定
  • 認知症予防のためのアロマヘッドトリートメント検定 など

ナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)

アロマテラピーの情報収集と研究開発、正しい知識の普及と啓蒙を目的として設立されたNARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)。本部はベルギーにあり、フランス式のアロマテラピーが基準となっています。より学術的に学べるのが特徴です。

自身のケアはもちろん、医療現場でのアロマ活用を学ぶことができるので、看護や介護分野の人におすすめです。メディカルアロマテラピーを目指すなら、NARD JAPANがいいでしょう。

資格名難易度受験方法受験料備考
アロマテラピーベイシック★☆☆☆☆認定講師のレッスン修了20,000〜

30,000円

認定登録料約10,000円

テキスト代約6,000円

アロマ・アドバイザー★☆☆☆☆認定校でカリキュラム受講、試験6,000円受講料約156,000円

年会費8,000円

認定登録料6,000円

※費用は税込の金額

アロマテラピーベイシックは、NARD JAPAN認定の講師によるレッスンを受け、カリキュラムを修了することで取得できます。コースは、「フェイシャルスキンケア」「ボディケア」「ハウスケア」「バスリラックス」「ヘルスケア」の5つがあり、メディカルアロマなら「ヘルスケア」コースがおすすめ。

アロマアドバイザーは、NARD JAPAN認定校でカリキュラムを受講し、試験に合格すると取得できます。受講料は15万円を超える高額なので、アロマ関連のプロを目指す人、特に看護や介護の現場で活かしたい人に向いています。

他に、「アロマ・インストラクター」や「アロマ・セラピスト」の資格もありますが、いずれも資格認定スクールで学び、試験に合格することが条件となります。

国際アロマセラピスト連盟(IFA)

国際アロマセラピスト連盟では、“国際”と付いていることでもわかるように、海外でもアロマの専門家として認められる資格が取得できます。アロマの本場イギリスでは、医療業界で信頼度の高い草分け的団体であり、将来海外でアロマセラピストとして活躍したい人におすすめです。

ただし、難易度が高く取得には時間と費用もかかりますので、本気で取り組まないと取得できません。認定スクールに通う期間は平均で1年半、費用は100万円前後という高額になりますので、それなりの覚悟を持って申し込みましょう。

資格名難易度受験方法受験料備考
国際アロマセラピスト★★★★★カリキュラム修了→カルテ、小論文提出→認定試験(記述・実技)カリキュラム受講料

約1,000,000円

(学校により前後)

※費用は税込の金額

アロマテラピー資格の勉強方法

主な4団体の資格を紹介しましたが、それぞれに難易度が違い勉強方法も変わってきます。アロマテラピー資格を取得するために、どのような勉強方法がよいのか紹介します。

独学・本で勉強する

日本アロマ環境協会(AEAJ)の検定は、協会が出版する「アロマテラピー検定 1級・2級」というテキスト&問題集で独学が可能です。次の段階である「アロマテラピーアドバイザー」も1級合格後は協会に入会し、講習を受ける必要がありますが独学で大丈夫。

AEAJの検定を受検するだけであれば、テキストと問題集の独学で十分合格できると言えます。しかしながら、その他の資格ではレッスンやカリキュラムの修了が前提となるので、独学だけでは取得できません。

通信講座

日本アロマ環境協会の「アロマテラピー検定」を受験するのに、独学で勉強するのが不安、自信がないという人は通信講座を利用するといいでしょう。

テキストやWeb、DVDなどを使って自宅にいながら講座を受講できるので、忙しくて講習に行けない人にもおすすめです。

AEAJの資格では、オンライン講座で「アロマテラピーインストラクター」が取得できるコースがあります。どうしても通学が難しい場合は、通信講座での資格取得を目指しましょう。キャラアロマテラピースクール

また、JAAにもホームスタディによる資格取得の通信講座があります。コースもいろいろあるので、まずは資料請求してみましょう。日本アロマコーディネータースクール

通学

アロマテラピーは実際の香りを知ることが大前提なので、通学して学ぶことが資格取得の条件となっているものが多くあります。逆に言えば、日本アロマ環境協会の「アロマテラピー検定」以外は、認定スクールへの通学が必要ということです。

資格の難易度が上がるほど実技の要素も増えていくので、独学や通信講座だけでは学ぶことができないのですね。

団体が認定したスクールへ通う必要があるので、住んでいる場所によっては通学が困難なことも。認定スクールの場所や、必要な通学期間や交通費なども申し込む前によく調べておくことが大切です。

アロマテラピーはあらゆる分野で活躍できる可能性アリ!

アロマテラピーは、自分が楽しむためのものから専門家として人を癒やしたり施術したりできるものまで、幅広く資格があります。

古代から受け継がれてきた植物の香りによる効果は、現代医学や介護の現場でも活用されています。

アロマは家庭で楽しむだけでなく、美容業界やリラクゼーション業界、スポーツ業界などでも注目される分野。アロマテラピーの資格があれば、就職に有利なだけでなく、将来活躍できる場が広がると言えるでしょう。

興味がある、もっと深く知りたい、自分だけでなく人の役に立ちたいという人は、アロマテラピーの資格取得を目指してみませんか!

執筆者
辻寿子(Chaco)
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・日本化粧品検定1級 ・サプリメントアドバイザー資格取得 広告代理店で営業職を経てフリーライターとして独立。Webを中心にスキンケア、コスメ、ヘアケア、ダイエット、健康食品などについて多数執筆しており、正しい知識を読者と共有したいと考えています。 自身もモデルや映画出演経験があり、現在はプロ歌手としての顔も持つシングルマザー。双子の母であり、育児のかたわらスペイン語習得中。夢は小説家になること。

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