福祉住環境コーディネーター資格を徹底紹介!おすすめテキストや過去問は?
親や祖父母が年を取るとともに、手すりをつかみながら家の階段を一生懸命にあがる姿を目にした経験はないでしょうか。
年を取るとともに必要な住環境は変化していくため、今まで家族が快適に過ごせていた我が家が住みにくくなるということもしばしば。
私たちにとって住む環境は、暮らしを豊かにする上で大切な要素の1つとなるため、
その人に合った環境で過ごすのと過ごさないのとでは、日頃のストレスや安心感が大きく変わってきます。
特に身体の衰えで介護を必要とする高齢者の方々にとっては、住環境による生活への影響は大きく、バリアフリーやユニバーサルデザイン(どのような人でも使いやすいデザイン)などを住まいに取り入れることで、本人たちの不安を取り除くことが重要なのです。
また超高齢社会が進むにつれ、日本の人口は減少するものの、2025年には65歳以上の高齢者は国民の2.5人に1人になると予測されており、福祉施設や介護施設などの需要はますます高まっています。
高齢者や介護が必要な方により良い暮らしを提供するための資格が福祉住環境コーディネーターです。
今回は福祉住環境コーディネーターについての
- 資格のメリット・デメリット
- おすすめのテキストや過去問
- 資格の勉強方法について
などをご紹介します。
本記事を読んで、ぜひ高齢者や障害者の方の暮らしを安心、かつ快適なものに導く福祉コーディネーターの資格を取得してみてください。
福祉住環境コーディネーターとは
福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者に対し、もっとも住みやすい住環境とは何かを追求し、専門的な立場からクライアント(依頼人)へ提案をするアドバイザーです。
社会福祉士のような国家資格ではなく、東京商工会議所が実施している民間資格のため、特に2・3級は受験資格もなく、受けることができます。なお、1級は2級合格者のみ受験可能です。
福祉住環境コーディネーターは「医療・福祉・建築」の知識を総合的に理解し、活用する人材の生み出すことを目的とした資格です。
日本の超高齢社会が今後も加速していくと推測されていく中、住環境に関係する「医療・福祉・建築」の3業界が各々の分野を理解せず仕事を進めていくことが大変むずかしい時代となったため、福祉住環境コーディネーターの資格はうまれました。
そのため学習内容には「医療・福祉・建築」の3分野の幅広い知識が含まれています。
ではどんな人におすすめで、どんな仕事に役立つのでしょうか。
どんな人におすすめ?
福祉住環境コーディネーターの資格の学習範囲は幅広いため、超高齢社会に必要なさまざま知識を得ることができます。そのため「医療・福祉・建築」に従事している方だけではなく、周りに高齢者の方がいて、住まいに対して少しでも悩みや不安を感じている方にも受験をおすすめします。
特に以下にあてはまると思う方は、福祉住環境コーディネーターの資格にぜひ挑戦してみてください!
- 高齢者施設や介護現場に勤めていて、利用者の方に対して、もっと何かをしてあげたいと感じている方
- 建築業界で働いていて、仕事の取引先に高齢者や障害者の方がいるけれども、医療・福祉系の知識があまりないため、相手に対して最良の提案が出来ていない・考えつかないと感じている方
- 自分自身がバリアフリーなどの住環境を必要としているが知識がなく、うまく要望が伝えられていないと悩んでいる方
- 高齢者の方と一緒に住んでいて、自宅のリフォームを考えている方
福祉住環境コーディネーターが役立つ仕事は?
「医療・福祉・建築」の総合的な知識を学ぶことが出来る福祉住環境コーディネーターの資格は、今まで知らなかった知識や今以上に専門的な知識を得ることができるので、コミュニケーションや提案の幅を広げる事ができます。そのため
- 介護保険のプロフェッショナルであるケアマネージャー(介護支援専門員)のサポートをする仕事
- 福祉用具の販売やレンタルを行っているメーカーの仕事
- 高齢者の方へのリフォームを行っている建築コンサルタントの仕事
で働いている人たちは、仕事において高いパフォーマンスを発揮することができるようになり、的確で具体的なアドバイスやアシストが出来るようになるため、クライアントやお客様に喜んでもらえる機会が増えます。
実際に2019年度の2級を受験している2万人のうちの約3人に1人が「医療・福祉・建築」業界で仕事をしている方たちです。
また、住まいのコーディネートや福祉用具、介護用品の提案を行うアドバイザーとして、福祉住環境コーディネーター自体を仕事にすることも可能になります。
福祉住環境コーディネーター資格の4つのメリット
さまざまな業種に活かすことが出来る福祉住環境コーディネーターの資格には、得られる4つのメリットがあります。
- 仕事内容をより深く理解することで、仕事がスムーズに!
- 勤めている職種でのスキルアップ
- 資格手当が付いて給料がアップする会社もある!
- 自宅のリフォームにも役立つ
仕事内容をより深く理解することで、仕事がスムーズに!
高齢者や障害者のための住環境を作っていく上では、別分野で働く人たちと関わりを持つ場面が多々あります。
たとえばバリアフリーの住宅を新しく建てる場合だと、ケアマネージャー、医療従事者、建築士など全く異なる専門分野の人たちが連携して仕事を行います。
もしお互いが仕事内容をまったく理解していない状態だと、仕事がスムーズに進みません。
このような時に、福祉住環境コーディネーターの資格があると、一緒に仕事をするメンバーの仕事内容を把握することができ、スムーズに仕事を進めることができます。またなにかトラブルが起きた場合でも一緒になって解決方法を考えることが可能です。
結果コミュニケーションが活発になり、信頼関係も気づきやすくなるため、仕事のスピードを早めることにつながります。1つ1つの作業が早く進むことで、仕事も早く終わり、家族との時間や仕事仲間と飲み会などで交流を深める時間を作ることができます!
勤めている職種でのスキルアップ
資格で得た「医療・福祉・建築」の総合的な知識を仕事になるべく取り入れることで、スキルアップすることができます。
たとえば資格の取得後に高齢者の方がいる家のリフォーム案件を担当することになった場合、顧客に対し建築の知識だけではなく、介護サービスの視点を含めたリフォームの提案を行うことが出来るようになり、より顧客に寄り添った内容の提案をすることが出来るようになるといったスキルアップにつながります。
いろいろな立場に立って物事を考えられるようになると「そんなところまで考えてくれているんですね」と顧客からの満足度が上がり、信頼や信用が得やすくなります。また今度もお願いしたいとリピート案件につながることもあるかもしれません。
資格手当が付いて給料がアップする会社もある!
国家資格ではないため、どの会社でも手当が支給されるわけではありません。
しかし、建築業界や福祉用具の業界では、福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、資格手当が出る企業もあります。自分の時間を投資して得た資格に対して、給与としての還元があるのは喜ばしいことですね。
まずは自分が勤めている会社で資格手当があるかどうかを確認してみるとよいでしょう。
自宅のリフォームにも役立つ
福祉住環境コーディネーターの2級の資格を取得することで、ケアマネージャーなどの一部の国家資格保有者しか作成することができない書類の作成が可能になるというメリットがあります。「住宅改修が必要な理由書」という書類で、民間資格で唯一作成することを厚生労働省から認められています。
この書類は、介護保険を利用して自宅に手すりをつけるなどの介護に必要な住宅改修をおこなう際に自治体に必ず提出の必要があるものです。ただし書類の記載内容に「利用者の身体状況」や「介護状況」などを明記するため、作成する際は専門的なケアマネージャーの方に内容に誤りがないかを都度確認してもらう必要があります。
また介護が必要な方がいる家庭であれば、住宅リフォームを頼む際、福祉住環境コーディネーターの知識を持っているだけでリフォーム業者の提案したものに対し、本当に必要かどうか、足りないものはなにかを自分で判断することができるようになります。自己判断ができることで、金額自体が下がることも多く、余計なお金を使わなくて済みます。また浮いたお金を他のリフォーム代に充てることでよりよい環境を作ることも可能になります。
家族にとって何が必要か、リフォーム後の暮らしを専門的な知識をふまえて考えられるようになるため、リフォームしたあとの余計な心配がなくなり、家族が安心して暮らすことができます。
2つのデメリット
民間資格であるがゆえ、以下のようなデメリットもあります。
- 他資格に比べると資格自体の効力が少ない
- 仕事での評価が反映されにくい業界もある
他資格に比べると資格自体の効力が少ない
超高齢社会において、社会的なニーズが高まってきた事実はありますが、国家資格ではないため、まだまだ資格を持っていること自体の効力は少ないです。
関連性のある業界で重要視される資格は下記の通りです。
業界 | 資格 | 種類 |
福祉 | 介護福祉士 | 国家資格 |
社会福祉士 | 国家資格 | |
建設 | 一級建築士 | 国家資格 |
二級建築士 | 国家資格 |
上記の資格は国家資格、かつ知名度が高いため、就職や転職で優遇する企業も多いです。しかし福祉住環境コーディネーターは資格があっても「少しは勉強をしているんだな。」と思われるだけの場合も多く、就職や転職の際に資格を持っているだけで優遇されるといったことはめったにありません。
ただ資格の勉強で覚える知識自体は実践的に活用できるものが多いため、仕事をはじめてから別業界の視点でものごとを考えられる人材として、上司や周りの企業に認められやすくなります。
仕事での評価に反映されにくい業界もある
福祉住環境コーディネーターの資格が評価にあまり反映されない業界もあります。代表的なのは介護業界です。介護施設の場合、すでに高齢者向けの仕様になっていることも多く、福祉住環境コーディネーターという仕事の需要は高くありません。
とはいえ、資格自体は業界的には認知度が高いため、名刺の肩書に使用出来たり、ケアマネージャーであれば、他分野の内容も多く含まれた資格の知識を身につけることで、自身の能力が伸ばせます。
そのため知っておいて損がない知識の取得や+αの知識を活かしたスキルアップができる資格として、自分磨きのために取得しておく人が多いです。
資格試験について
福祉住環境コーディネーターの試験の日程や内容について、ご紹介していきます。
各級ごとの難易度や合格率はどうなっているのでしょうか。
試験日程や試験内容は?2020年度の日程も掲載
試験情報
夏季 | 秋季 | |
日程 | 7月 | 11月 |
開催級 | 2・3級 | 1・2・3級 |
2020年度試験日程
第44回 | 第45回 | |
日程 | (中止) | 2020年 11月22日(日) |
申込期間 | (個人)4月30日(木)~10月9日(金) | (個人)9月8日(火)~10月9日(金) |
開催級 | 2・3級 | 1・2・3級 |
いずれも申込期間がありますので、必ず申込期間に申し込むことを忘れないでください。
※7月開催の検定は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
階級別試験情報
3級 | 2級 | 1級 | |
試験時間 | 120分 | 120分 | 前半:マークシート方式120分 後半:記述式 120分 |
受験料 | 4,400円(税込) | 6,600円(税込) | 11,000円(税込) |
受験資格 | 制限特になし 併願受験も可能 | 制限特になし 併願受験も可能 | ただし 1級は2級合格者のみ受験可能 |
合格率 | 100点満点とし、70点以上 | 100点満点とし、70点以上 | 100点満点とし、前半と後半各70点以上 |
試験内容 | 福祉住環境整備の重要性・必要性など、福祉住環境を考える上での知識と基礎的内容が出題される。 項目例) バリアフリーとユニバーサルデザインを考える 生活行為別に見る安全・安心・快適な住まい | 福祉住環境コーディネーターの役割や機能を学んだ上で、どのように活用されているのかの活用方法など実践的な内容が出題される。 項目例) 高齢者に多い疾患別に福祉住環境整備の進め方 福祉 福祉住環境整備の実践に必要な基礎知識 | 前半: 2級・3級の範囲と1級公式テキストに該当する知識と、それを理解した上での応用力が問われる。主に施設ごとの対応に関する内容が含まれている。 項目例) これからの社会に求められる福祉住環境整備法 高齢者・要介護者向け住宅・施設の流れ 後半: 課題に対する提案力などの、実践力、応用力、総合的判断力を問う内容。 公式テキストから基本的に出題されますが、法令制度については最新の情報が出題されます。 |
1番おすすめの人 | 新築やリフォームを考えている方 | 建築・福祉医療関係の専門職の方 | 大規模福祉施設の規格や設計や都市の整備に関わる方 |
階級ごとの難易度や合格率
3級 | 2級 | 1級 | |
難易度 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
合格率 | 50〜60% | 20〜45% | 5〜15% |
勉強時間の目安 | 2〜3ヵ月 | 2〜3ヵ月 | 6~9ヵ月 |
合格率からも分かるように、1級が他の級に比べると難易度が高くなります。
受験者数のデータから見ても、特段人数が少なく合格者数に至っては、一桁台です。
裏を返せば資格保持者も少ない1級の資格に合格することで得られるものは大きく、思わず自慢したくなるような難易度の高い資格を取得をできたという優越感や満足感を味わうことができること間違いなしです。
2019年 年度合計 | 級 | 受験者数 | 合格者数 |
1級 | 363 | 50 | |
2級 | 19,535 | 7,366 | |
3級 | 9,525 | 5,524 | |
2018年 年度合計 | 級 | 受験者数 | 合格者数 |
1級 | 389 | 46 | |
2級 | 21,840 | 6,249 | |
3級 | 9,879 | 5,5529 |
参照元:https://www.kentei.org/fukushi/data.html
各級がどれくらい難しいのか、難易度をわかりやすく野球人生で例えると
- 3級は少年野球で地元のリーグ優勝レベル
- 2級は甲子園出場レベル
- 1級はメジャーリーグ(アメリカのプロ野球)に行けるレベル
くらい違います。
おすすめのテキストや過去問は?3級,2級,1級の級数別にご紹介します
高校受験や大学受験の時とおなじように、資格の勉強をする上でもテキストや過去問などの教材選びは重要です。福祉住環境コーディネーターの資格は、公式テキスト以外にも多くの教材があります。そのなかでもおすすめの教材を公式テキストとともに厳選して5つご紹介します!
3級公式テキスト
福祉住環境コーディネーター検定試験3級公式テキスト(改訂5版) 東京商工会議所 https://www.amazon.co.jp/dp/492454762X
2級公式テキスト
福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト(改訂5版) 東京商工会議所 https://www.amazon.co.jp/dp/4924547611
1級公式テキスト
福祉住環境コーディネーター検定試験1級公式テキスト(改訂4版) 東京商工会議所 https://www.amazon.co.jp/dp/4924547573
※1級の最新版公式テキスト(改訂5版)は現在AMAZONに在庫がありません。
公式HPでの購入はこちらから
https://www.kentei.org/fukushi/textinfo.html
※2 公式テキストの正誤表はこちらから
https://www.kentei.org/fukushi/text_seigo.html
2級おすすめテキスト
19-20年版 福祉住環境コーディネーター®2級短期合格テキスト 渡辺 光子 https://www.amazon.co.jp/dp/4820727281
3級おすすめテキスト
19-20年版 福祉住環境コーディネーター®3級短期合格テキスト 渡辺 光子 https://www.amazon.co.jp/dp/482072729X
2・3級テキストはここがオススメ!
- 各ページ見開き2ページ
- イラスト付きで見やすい
- 過去問も◯✖︎形式で勉強出来る
過去問 3級
住環境コーディネーター検定試験 3級過去問題集2020年版 HIPS合格対策プロジェクト
過去問 2級
福祉住環境コーディネーター検定試験 2級過去問題集2020年版 HIPS合格対策プロジェクト
2・3級過去問ここがオススメ!
- 過去6回全問の過去問を掲載
- テーマごとにポイントと対策を分かりやすく記載
- 2018年度の音声講義がダウンロード出来る
アマゾンでは、こんなレビューがされています。
“この問題集を利用するには公式テキストが手元にあることが前提で作られています。解説を読む際は公式テキストを併用しないと進められないので注意が必要です。”
“ボリュームの多い公式テキストに対して、本書でポイントを絞って試験対策を行う事ができました。”
過去問 1級
改訂6版 福祉住環境コーディネーター1級過去&模擬問題集 渡辺 光子 https://www.amazon.co.jp/dp/4820726803
1級の過去問はここがオススメ!
- 過去問3回分掲載
- 出題傾向を分析して作られた模擬試験掲載
- 模擬問題をダウンロード可能
アマゾンでは、こんなレビューがされています
“わかりやすく見やすいので、繰り返し勉強し易いです。”
過去問は公式テキストと併せて活用しましょう!
参考:福祉住環境コーディネーター 資格・検定 本 通販 | 本・書籍 | Amazon
現在、公式テキストは最新版の改訂5版のものです。AMAZONなどのECサイトで購入する上で、間違えて過去のものを購入しないように、日付や表記に注意しましょう。
おすすめの勉強方法は資格のユーキャン!
福祉住環境コーディネーターの資格は、紹介したテキストを活用し、独学でも勉強ができる資格です。特に3級は合格率が60%近くと比較的に高いため、自身の力で勉強することもできます。
ただし独学だと自分一人で頑張るしかないため、何か不安な点や分からないことがあっても周りに聞くことが出来ません。
分からないところをそのままにして試験に臨むのは少しでも不安という方におすすめなのが、充実したサポートも多い通信講座を利用することです!
特に1級で出題されるようなハイレベルの専門知識が必要ないのであれば2・3級に6ヵ月でダブル合格ができる実力が身につく資格のユーキャンの講座を受けることをおすすめします!
ユーキャンの福祉住環境コーディネーター講座の特徴として以下のようなものがあります。
- 合格までのスケジュールが2パターンから選べる!
7月と11月の2段構えで3級から2級とステップアップして試験を目指す標準スケジュールと11月にまとめて合格を目指すじっくりスケジュールが組めます。
- 質問サービスや添削指導などの頼れるサービスがいっぱい
- 1日の学習時間はテキスト見開き4ページ程度、スキマ時間で勉強が出来る!
2019年10月時点で、受講者数は累計79,000人に到達した多くの方に支持されている講座です。
さらに教材到着後、もしテキストが気に入らなければ8日以内の返品が可能!
1人で独学で頑張るよりも、モチベーション維持が出来るさまざまなサポートが充実したユーキャンの通信講座を受けることを強くおすすめします。
福祉住環境コーディネーターをはじめるなら、資格のユーキャン!
まとめ:社会にも暮らしにも役立つ!
社会全体としては超高齢社会に突入し、スポーツでいえばパラリンピックがオリンピック並に注目されている現代の日本において、高齢者や障害者の方々の存在は身近なものであり、今後も暮らしやすい住まいを作っていく需要は高まっていきます。
それに伴い、福祉住環境コーディネーターの資格もどんどん認知度が上がり、必要とする人たちも増えてきています。
福祉住環境コーディネーターが増えると、高齢者の方々が安心して暮らせる住環境が増えていきます。安心して時間を過ごすことが出来る環境下で高齢者とその家族が暮らすことで「ここに住んで良かった」と自分の住まいに満足する家庭が増え、提案した側も住んでいる側も笑顔が増え、日本が明るくなりますね。
ぜひ在宅で仕事をする人も多いこの時期だからこそ、おうち時間を利用して、将来的に需要が高まり人々を幸せにすることができる福祉住環境コーディネーターの資格の勉強をしてみてください。勉強を通じて仕事だけではなく、自分の住まいについても改めて見つめ直す機会になることでしょう。
多くの人に支持されている資格のユーキャンで2・3級にぜひ挑戦してみてください。